DC こころのネットワーク/DC Japan Mental Health Network

DCこころのネットワーク/DC Japan Mental Health Network(DCJMHN)は米国・ワシントンDC近郊(メリーランド、ワシントンDC、バージニア北部)に住む日本人で精神衛生の分野における専門家(ソーシャルワーカー、カウンセラー)から構成されています。私達の目的は同じ精神衛生分野における情報・意見交換をしていく中でDC近郊に住む日本人の方へのより良いサービスを提供することです。ご意見・質問等はdcjmhn@gmail.comまでお願いします。

「コロナに負けない 不安との付き合い方」

みなさんこんにちは。

外に出るとあたたかな風が顔を撫で、庭のヒヤシンスも沢山芽を出して、春の訪れを感じる今日この頃です。今回は「コロナに負けない 不安との付き合い方」国立精神・神経医療センターの金吉晴先生の情報をご紹介します。是非、ご利用ください。
コロナだけでなくストレス、不安解消に役立つ情報が分かりやすく提供されていて、呼吸法のビデオデモンストレーションもありますのでシェアしてください。
 
 
以下、HPより抜粋

コロナ感染に関して、多くの皆様が不安を感じ、ときには精神的な負担が生じていることと思います。感染そのものへの不安に加え、生活スタイルの変化に伴う様々なストレスがあります。また育児、家事、介護、療養の負担が増えている人もいます。在宅によって人との結びつきが減少し、生活のリズムを崩したり、睡眠や食事のバランスを崩してしまう場合もあります。また、仕事や将来の見通しについて心配をし、不安になる人もいます。身近に感染者がいたり、自分自身に感染のリスクが生じることもまた、気持ちの上での負担を生じかねません。 

◯ ◯ ◯

さらに医療関係者、支援者は、3密を回避することもできず、常に感染リスクと向き合いながら勤務をしている場合があります。こうした方々も家庭に戻れば生活者ですので、上に述べたストレスは生じているかもしれません。それに加えて職場でのリスクを負っており、また実際の勤務の内容が変わってしまい、労働が過重になっていることもあります。

◯ ◯ ◯

これらの多くは普段とは違う状況に対する、誰にでも起こるストレス反応です。それ自体、病気ではありませんが、ストレスをため込まずに、できるだけ普段と同じ生活スタイルを取り戻すことが大切です。

◯ ◯ ◯

ここでは、そのためのヒントになる情報をいくつかご提供します。中にはビデオのデモンストレーションもありますので、どうかご参考にして頂けましたら幸いです。

金 吉晴(行動医学研究部長・精神保健研究所長)
 

--